こんにちは、2018年に多良間島の八月踊りを全日程楽しんできた、さぁや(@happy_saaya0614)です。
控えめに言っても、
多良間島の八月踊りが
本当に素晴らしかったので
また見に行きたいなって
思ってる。⑅◡̈*舞台上だけの話だけではなく、地元の人が、これ食べなさい/一緒にお酒も飲みましょうねー/写真は立たないと良いの撮れないよ!/来年もまた来てよって声かけてくれるの嬉しかった⑅◡̈* pic.twitter.com/I90UScNX5i
— さぁや@沖縄に移住した福岡人 (@happy_saaya0614) 2018年9月23日
ネット上にほとんど情報の無い多良間島の八月踊り。
この記事では、今回見て来て知ったこと・感じたこと・現地の方に聞いたことなどを交えながら八月踊りの魅力ついてご紹介していきます。
- 多良間島の八月踊りって何?
- どのような意味があるの?
- 有給が多く取れない…3日間のうちいつ行くのが良い?
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多良間島の八月踊りとはどんなお祭りなの?
多良間島の八月踊りは、いつ頃からはじめられたのか定かな史実は不明ですが、元々「パチュガツウガン(八月御願)」と呼ばれていたことから、かなり古い時代から始められていたようです。
穀物税や人頭税をその年の旧暦7月までに完納して8月に各御嶽に完納の報告をしてお礼を述べ、その際に神前で「奉納踊り」をすることが慣例となっており、完納できたことを大いに祝い、喜びとともにお互いに納税の苦しみを慰め合い、励ましあったのが八月踊りとされています。
この八月踊りは、国指定重要無形民俗文化財にもなっており、毎年旧暦の8月8,9,10日の3日間に行われます。(2018年は9月17,18,19日でした。)
多良間島へのアクセス・宿情報 ※八月踊り開催時の注意点あり
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最終日がお得!八月踊りは実は全4日間開催されている!
八月踊りの開催期間は、公式には3日間とされていますが、実は0日目というのが存在します。
それは会場設営終了後に実際の舞台上で行われる最後の通し稽古のことで、村の人に向けて行われるものだそうです。
衣装は簡易的な着こなして行われています。その役を演じてきた歴代の先輩方からのアドバイスにも余念がありません。
0日目:会場設営後、通し稽古
1日目:仲筋字
2日目:塩川字
3日目:別れ 仲筋字・塩川字
八月踊りは島内の2つの集落に分かれて行われます。1日目に仲筋字が土原ウガン(拝所)にて、2日目に塩川字がピトゥマタウガンにて踊りを披露。3日目は別れと称して仲筋字と塩川字が各会場で同時に踊りを披露します。演目は1日目・2日目に演じられたものと同じです。
各日とも当日は朝8時から集落の拡声器を通して三線の音色が鳴り響いてきます。みんなそれぞれに準備をしているのだろうな~などと思いを巡らせ、自分も支度をしながら高揚感が高まって来るのを感じました。
“八月踊りの全日程を見れないけど、仲筋字 も塩川字も両方見てみたい!”というあなたに一番おススメな日は、3日目の“別れ”の日です。2つの会場間は歩いて15分程度の徒歩圏内で、行き来することが出来るので、どちらも楽しむことが出来ます。
なお、各日ともフィナーレがとても盛り上がるので、出来れば宿泊されてください。特に3日目のフィナーレでは、出演者やその子どもたちがみんな舞台に上がり、やり切った!!という達成感と満足感にあふれたような、満面の笑顔で踊っている姿が清々しく、観光でポッと来た私でも、この島の一年の繁栄を願わずにはいられません。そのくらい、島の人たちの笑顔が感動をもたらしてくれました。
今回、縁あって初めて多良間島に行き、八月踊りの全日程を楽しませてもらいましたが、島の人たちが本当に生き生きと踊りを披露したり、観客側もお酒を飲みながら楽しんだり、島の人が島外からの観光客に積極的には無しかけている場は都会では感じることの出来ない“コミュニティ”を感じることが出来、そのことがとても心の安らぎのようなものを感じました。 人とのコミュニケーションの楽しさを思い起こさせてくれた八月踊りはぜひ現地で体感してもらいたいものです。 SPONSORED LINK
宿泊を検討される方は、八月踊りの期間は宿がなかなか取れないので、早めに予約しましょう。半年くらい前から予約しておく必要があるようです。
多良間島へのアクセス・宿情報 ※八月踊り開催時の注意点ありまとめ
多良間島へのアクセス・宿情報 ※八月踊り開催時の注意点あり