あなたは、多良間島の八月踊りについて「多良間島の八月踊りを見てみたいな~、でも一人旅だし楽しめるか不安だな~」「初めて行くからどんな雰囲気か知りたいな~」と思っていませんか?
こんにちは、2018年に八月踊りの全日程を楽しんできた、さぁや(@happy_saaya0614)です。
私も、 ネットには情報がほとんど無いので、初めて行く多良間島の八月踊りに行くまでどんな雰囲気なのか分からずにドキドキしていました。
でも実際に行ってみたことで、解消したんです!
そこで、同じような悩みをお持ちの方に向けて、初めてでも・一人でも八月踊りを最大限楽しめたポイントについてご紹介します。
もし、この記事を読まなければドキドキしたまま島へ行くということになるかもしれません。そうならないためにも、ぜひ最後までお読みください!
それでは参りましょう。
多良間島 八月踊りの楽しみ方
八月踊り当日の朝、8時頃から町内アナウンス用の拡声器を通して三線の音色が聞こえてきます。
10時開始の前に、少し早めに行くと演者が準備している様子が見れたり、島の人や何度も多良間島や八月踊りを見に来ている島外のコアな観光客の方とおしゃべり出来たりといった交流をすることができます。
私は毎日9:30頃に会場に到着していました。チラホラと席の確保が行われていましたが、好きな席を確保することができました。席と言ってもゴザが敷かれているので好きなスペースを確保するというもの。
さて、開始時間が近くなってくると、島の人たちも続々と集まってきます。
驚いたのは、島のおじぃたちが舞台の最前列にずらーっと席を並べている光景。
(なお、このおじぃたちは、お昼を過ぎる頃から泡盛を片手に杯を酌み交わしながら踊りを楽しんでいました。)
八月踊りの会場は屋根はあれども野外で、観客は飲み食いしたり、雑談する中で踊りが行われます。
そんな雑談の中で、島の人たちが観光客に八月踊りのことをたくさんお話してくれるので、だんだんと八月踊りのことが分かってきます。
テンポの良い踊りの時は、指笛を鳴らしたり。たまーに、野次が入ったり。
思い思いの楽しみ方が出来るのもまた八月踊りの大きな魅力と言えるでしょう。
演じる側が多良間語(=たらまふつ)を使ったアドリブで観客を楽しませてくれる場面もあり、会場は笑いに包まれます。
※多良間語を使ったセリフについても島の人たちが、訳して教えくれます。
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多良間島 八月踊りのツウな楽しみ方
全体を通して「八月踊りはとてもラフなスタイルだな~」と感じたのが私の印象です。お酒やおつまみを片手に楽しめるのですから!
その中で、島の人に教えてもらったツウな楽しみ方をご紹介します。
泡盛を飲みながら楽しむ
やはり何と言っても、踊りを見ながらお酒を飲めるというのは酒好きの島民にとって最高の楽しみ方ではないでしょうか。
八月踊りの期間は、泡盛が無償で提供されるそうで、予め水で薄められた泡盛が一升瓶で次から次へと客席に運ばれてきます。
独特の掛け声(合いの手)
長台詞や力強い台詞が決まった時や見せ場を決めた時などに「よしっ、よくやった!◯◯!」という意味を込めた掛け声で、「したいっ!◯◯(役名)」と合いの手を入れていました。
“したい!”は多良間語で、“よしっ!”という意味。
観客からこの合いの手をもらえたら、演じている方も嬉しくなりそう!
字(あざ)ごとに行われる、夜の宴にも参加!
夜20時頃にその日の日程が全て終わると、字(あざ)ごと・各役割ごとに会場で宴をしています。
この宴には、地元の方々と仲良くなっていると誘っていただけるので、ぜひ日中に島の人たちと交流を深めたいところ。
※オトーリ:宴の席で円になり、親となる人が一人一人にお酒をついで回ります。つがれた人は一言述べてお酒を一気に飲み干します。お酒が苦手な人は一言述べた後、盃を親に返せば親が飲んでくれます。
まとめ
今回初めて訪れた多良間島の八月踊り。そこで驚いたことは、島の人たちが本当によく声をかけてくれたことでした。
島の方々に八月踊りの楽しみ方を聞いているうちに、ご飯をご馳走になったり夜の宴会にお誘いしていただくことも増え、4泊5日の滞在期間で使った食費はナント500円!
八月踊りをめいっぱい楽しむには、島の人たちと交流することがオススメです!
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